世界の歯科大学ランキング!日本のあの大学の順位とは?

世界の歯科大学ランキング!日本のあの大学の順位とは?

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歯科医師になるための最初の関門は「大学受験」。大学教育の期間や制度は国によって異なりますが、大学レベル以上の高度な専門教育なくして、歯科医師免許を取得することは世界中どこに行ってもできないでしょう。

大学のレベルが歯科医師の技術や知識を決めるではありませんが、大学によって設備や教育の質などに差があるのもまた事実。当ブログでご紹介したように医療もグローバル化が進み、国際競争が始まっています(デンタルツーリズムのリンク)。競争相手は世界!

 そこで本日は最新(2018年版)の歯科大学(歯科学部)ランキングから上位10校をご紹介します!日本の歯科大学の評価は?

第10位 ヨーテボリ大学(University of Gothenburg)—スウェーデン—

University of Gothenburg

まず10位にランクインしたのはスウェーデンの第二の都市にあるヨーテボリ大学。世界大学ランキングでも269位に位置する世界的にも有名な大学です。学生数も全学部(約40学部)合わせて37,000人程度と多く、北欧では1、2位を争う大学です。

第9位 ルーヴェン・カトリック大学 (KU Leuven)—ベルギー—

KU Leuven

続いて紹介するのはベルギーのルーヴェン・カトリック大学。1425年に創設された歴史ある大学です。大学の総合ランキングでも71位の評価を受け、世界9位につけた歯学部だけでなく、神学で9位、薬学で29位と他の学問での評価も高いです。

第8位 ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London) —イギリス—

University College London

8位はイギリスのUCL。全学部通じて評価が高く、世界大学ランキングでも毎年のトップ10入り。なんと29人もののーベル賞受賞者を輩出しています。1901年にノーベル賞が始まって以降、10年以上賞を受賞できなかった期間がないことから、一貫して非常に高い教育レベルを誇ることがわかります。

第7位 ベルン大学(University of Bern)—スイス—

University of Bern

 
7位はスイスのベルン大学。学生数は1万人規模と比較的小さな大学ながらも医学だけでなく経済学や政治学まで幅広い分野で顕著な研究業績を残しています。ベルン大学のもう一つの特徴は豊かな国際色。学生数の15パーセント以上が留学生です。教員を含めた大学スタッフに至ってはスイス人よりも外国人の方が多いそうです。

第6位 カロリンスカ研究所(Karokinska Institute)—スウェーデン—

Karokinska Institute

10位から7位までは総合大学の歯学部(医学部)が占めていましてが、第6位にランクインしたカロリンスカ研究所はストックホルムにある医科大学です。スウェーデンでは最大の研究教育機関であり、カロリンスカ大学病院と連携して実践的な教育を行っています。

第5位 ★★★★★

東京医科歯科大学

東京医科歯科大学 —日本—

日本の東京医科歯科大学は世界の歯科大学(歯学部)ランキングでトップ5に入りました!大学ランキングでもその特徴的な教育・研究制度が高く評価されています。研究実績や教育体制も充実しており、世界に負けない教育レベルの高さを誇ります。日本だけでなく世界の歯科医療を牽引していると行っても過言ではありません。

第4位 ★★★★

Academic Centre for Dentistry Amsterdam:ACDA

アムステルダム歯科学センター(Academic Centre for Dentistry Amsterdam:ACDA)—オランダ—

昨年8位だったACTAが今年は4位に浮上!オランダの歯科大学であるACTAの特徴は何と言っても歯学の研究分野への貢献でしょう。オランダ最高峰の歯科医師養成機関という役割を担いつつも、卒業後にさらなる高等教育を受け、研究の道に進むことを奨励しており、毎年800人以上の学生が大学院に進学しているそうです。

第3位 ★★★

University of Michigan

ミシガン大学(University of Michigan)—米国—

第3位は州立の総合大学であるミシガン大学。世界的に有名な大学で、公立大学としての評価は世界最高峰です。社会科学の分野が目覚ましく、そちらの業績ばかりに目がいってしまいそうになりますが、米国の医療の発展にも大きく貢献している大学です。

アメリカの大学は一般的に学費が高く、中でも州立大学は州の出身者を学費・入学試験などの面で優遇するため、留学生には経済的に厳しい側面もありますがミシガン大学に行けば世界最高水準の教育を受けられることは間違いありません。

第2位 ★★

King's College London

キングス・カレッジ・ロンドン(King’s College London:KCL)—イギリス—

ナイチンゲールを輩出したことでも有名なKCLが2位にランクイン。イギリスの古豪とも言えること大学は歯学•看護学の分野における国際的評価が一貫して高く毎年5位以内にはランク入りしています。

イギリスの歯科大学(歯学部)は世界ランキング2位と8位にランクインし、その教育レベルの高さを見せつけました。その一方で国内の歯科治療は高額で、国外に歯科治療にいく患者さんが急増しています。

第1位 ★

The University of Hong Kong

香港大学 (The University of Hong Kong)—中国—

 世界歯科大学(歯学部)ランキングでは、1位に輝いたのはなんと香港大学!昨年に引き続きのトップとなりました。上位のほとんどを欧米諸国の大学が占める中の2連覇です。香港で唯一の歯学部がある同大学の授業は全て英語で行われています。世界中から優秀な研究者が集まって来ており、なんと111人もの教員が「世界トップ1パーセントの科学者」として認定を受けているそうです。世界のランキングで1位を取るのも頷けますよね。

歯科大学世界ランキングまとめ

 11〜20位以下にも欧米の大学の占める割合が高く、欧米の底力を伺うことができました。その一方で世界1位にはアジアから香港大学、日本の東京医科歯科大学も5位に輝き、アジア圏の教育レベルも非常に高いことがわかりました。トップ10には入れなかったものの、日本の大阪大学も世界42位にランクインしており、日本の歯科大学(歯学部)のレベルは世界的に見ても非常に高いと言えます。

 全体の傾向を見ると教員、学生共に国際色豊かな大学が上位にランクインしており、患者さんだけでなく、歯科医師や歯科学生も国境を越えて活動する時代がもうすぐそこまできているのかもしれませんね。