【新規顧客獲得】デンタル・ツーリズム?歯科治療で海外からの患者さんが急増する可能性!?

デンタル・ツーリズム?海外からの患者さんが急増する可能性!?

デンタル・ツーリズム 歯科

グローバル化が進み、世界中どこにでも気軽に旅行に行けるようになってきました。2017年の1年間に日本を訪れた外国人は過去最高となる約2869万人に達しました。2013年は約1036万人だったので、この5年の間に約2.8倍も増えたことになります。そんな中、注目を集めているのが「デンタル・ツーリズム」です!

デンタル・ツーリズム

「Q. デンタル・ツーリズムとはなんですか?」
A. デンタル・ツーリズムとは、ズバリ「歯科治療を受けるために国外に行くこと」です。自国より医療水準の高い国へ行き、治療や検診などの医療サービスを受けるメディカル・ツーリズムの1つで、欧米や東アジアでは盛んに行われています。

なぜ国外に歯科治療にいくのか?

「Q. なぜ国外に歯科治療に行くのですか?」
A. 国外で医療サービスを受ける理由は大きく分けて2つあります。1つ目は技術面、2つ目はコスト面です。高度な医療が受けられない国や医療費が高額な国から、医療水準が高く、比較的安価に治療を受けられる国に行きます。

 例えば、イギリスの歯科治療に関する情報を発信しているDentaly.orgは、治療費を抑えるための手段として、国外に行くことを提案しています。イギリスは深刻な人材不足に直面しており、そのため保険適用可能な医院の予約を取るためには、数ヶ月待たなければならないこともあるそうです。保険適応外の歯医者さんであれば、すぐに診療が受けられますが治療費は高額になってしまいます。そのため、スペイン、ポーランド、ハンガリーなどにデンタル・ツーリズムに出かけ、歯科治療を受けることが広まりつつあるそうです。

デンタル・ツーリズム 費用

「Q. でも、国外に行けば渡航費や宿泊費もかかますよね。デンタル・ツーリズムは本当にお得なんでしょうか??」
上記のサイトに掲載されている各国の歯科治療費の比較を見てみると、イギリスで受けると1本あたり2000ポンド(約28.2万)以上かかるというインプラント治療がポーランドのワルシャワに行けば560ポンド(約7.8万円)、ハンガリーのブダペストではなんと470ポンド(6.6万円)で受けられることがわかります。渡航費も片道50〜55ポンド(約7000円〜7500円)程度とお値打ち価格。フライトの時間も2〜3時間なので、週末にワルシャワで歯科治療のを受けて、夜は浮いたお金でちょっと豪華なディナーを、、、なんてことも可能なわけです。これは国外に歯科治療に行くのも頷けます。

デンタルツーリスト

「Q. 日本にもデンタル・ツーリストが来ているのですか?」
A. はい、来ています。例えば、2016年8月20日に「旬刊 旅行新聞」に掲載された記事によれば、「福岡市内の医療関係会社が中心となり、日本初の外国人富裕層向けの歯科治療サービスに特化した旅行の商品化に向け動き出した」とあります。まだ一般的な認知度はあまり高くありませんが、今度より一層広がりを見せると予想されます。

デンタル・ツーリストはどうやってくるか?

「Q. 患者さんはどうやって来日するの?」
A. 2011年に解禁された「医療滞在ビザ」を利用して来ます。この医療滞在ビザを取得すれば、最長6カ月の滞在が可能になる上に、3年以内なら何度でも入国できるます。これによって、医療を目的とする外国人患者に対する「ビザ」の壁が低くなり、医療ビザを利用して日本に訪れる外国人の患者さんの数は今後さらに増えてくると考えられます。

 高度な医療サービスを利用したインバウンドの活性化には政府も積極的に取り組んでいます。例えば、経済産業省は、Medical Excellence JAPANというプロジェクトを立ち上げ、インバウンド医療観光客の誘致に取り組んでいます。また、厚生労働省は外国人の患者さんが安心して治療を受けられる環境づくりを進めるために「外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)」を作りました。医療機関の外国人の受け入れ整備の基準を定め、認証された医療機関をオンライン上で公開することで、外国人の患者さんが治療を受けやすい病院を選択できるようになりました。また民間企業の取り組みとしても、医療滞在ビザ発行手続きのサポートなど、治療を求める外国人患者の円滑な渡航を支援する活動が行われています。

デンタル・ツーリストはどこからくるか?

「Q. 患者さんはどこから来るのですか?」
A. 日本へのデンタル・ツーリズムのターゲット(患者さん)は主に中国をはじめとする東アジア諸国です。前述した「外国人富裕層向けの歯科治療サービス」も中国の富裕層をターゲットにしています。日本の高い医療技術に対するニーズが高いことに加え、地理的に日本に近く、渡航費などの費用が抑えられることが主な要因です。

デンタル・ツーリストとして来日する患者さんは東アジアからの方々が中心になると予想されますが、一般的にデンタル・ツーリズムで日本に来る患者さんは

  • (1)日本より歯科治療の水準が低い国、または
  • (2)日本に比べ歯科治療の費用が高額な国から来ると考えられます。

日本の歯科治療の技術は世界的に見てもトップクラスですので、潜在的には世界中の人が日本に歯科治療にやって来る可能性があると言えるかもしれませんね。

オリンピック 外国人 歯科治療

今後、2020年の東京オリンピックなどの影響で日本を訪れる外国人の方の数はさらに増加すると予想されています。もともと歯科治療を目的に来日する患者さんだけでなく、「観光目的で来日したけど、思わぬ歯のトラブルが!」なんて患者さんも増えて来るかもしれません。外国人の患者さんとのコミュニケーションなど不安な面もあるかもしれませんが、見方を変えれば新規顧客獲得の大チャンスです!

日本にかかりつけ医のいない、外国人の方が歯医者を調べる際にはもちろんインターネットを利用するでしょう。医院のホームページに英語のページを1ページ入れるだけでも、「日本語の話せないけど、歯が痛い!」という悩みを抱えた外国の方にとっては大きな助けになりますそのため、当社は外国人の方向けにホームページに英語の説明を掲載することをオススメしております。外国人の患者さんが安心して受診できる環境づくりの一歩としてホームページ作りから始めてみませんか?