【医療広告ガイドライン】取締り強化、既に違反認定されたサイトも。今後の行政の対応とは?

医療広告ガイドライン違反

医療広告ガイドラインとは?

医療広告を規制する医療広告ガイドライン。
2018年6月より変更になり、既に作成済みのサイトでも違反と認定される数が増え、遂に厚生労働省より違反認定を受けたサイトも出てきたようです。

2018年6月より変更になった、医療広告ガイドラインについての詳しい説明はこちらからもご覧いただけます。

【免許取り消しも...】医療広告ガイドライン改正について確認しておかなければならないこと。
医療広告ガイドラインとは? 医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針 厚生労働省の公式ページに詳細が載っています。読解可能な方はこちらでも良いかと思います...

厚生労働省がインターネット上の医療機関の広告を調べた結果、160のウェブサイトが「絶対安全な手術」「10分間で10歳若返る」といった虚偽や誇大宣伝を禁じるガイドラインなどに違反していたことが31日、分かった。違反を認定された広告は美容に関するものが多かった。

 同省によると、医療広告のネットパトロールは昨年8月から実施。今年3月末までに違反を認定された160サイトには、計517の医療機関が施設名を載せていたり、リンクでつながっていたりした。このうち七つの医療機関が広告内容の見直しに応じなかったため、自治体に通知された。今後、自治体が行政指導するか判断する。

 医療機関のホームページなどを広告とみなし、虚偽・誇大宣伝を禁止する改正医療法が6月1日付で施行。厚労省は患者個人の体験談の掲載を禁止することなどを定めた新たなガイドラインを策定しており、担当者は「引き続き監視や取り締まりの強化に取り組む」としている。

参考:医療ネット広告、160サイトで違反認定 「絶対安全」「10分で10歳若返り」…

違反認定と罰則

医療広告ガイドライン罰則

今回、160ものサイトで違反認定が開始されています。
法律に違反した場合の罰則規定があり、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金、もしくは20万円以下の罰金が設けられています。最悪の場合は免許の取り消しもあり得ますので、早急に対策されることをおすすめします。

医療広告ガイドライン違反内容

それでは、医療広告に違反するホームページとはなんなのか改めて見ていきましょう。

  • 口コミを含む体験談を利用した広告
  • 治療前後の写真を掲載した広告
  • 費用に関わる表記について

この3つです。
では逆にホームページに記載できる内容はどんなものでしょう?

ホームページに記載可能な内容

  • ① 医師又は歯科医師である旨
  • ② 診療科名
  • ③ 名称、電話番号、所在の場所を表示する事項、管理者の氏名
  • ④ 診療日又は診療時間、予約による診療の実施の有無
  • ⑤ 法令の規定に基づき一定の医療を担うものとして指定を受けた病院等(例:特定機能病院)
  • ⑥ 地域医療連携推進法人の参加病院等である旨
  • ⑦ 病院等における施設、設備に関する事項、従業者の人員配置
  • ⑧ 医師等の医療従事者の氏名、年齢、性別、役職及び略歴、厚生労働大臣が定めた医師等の専門性に関する資格名
  • ⑨ 医療相談、医療安全、個人情報の適正な取扱いを確保するための措置、病院等の管理又は運営に関する事項
  • ⑩ 紹介可能な他の医療機関等の名称、共同で利用する施設又は医療機器等の他の医療機関との連携に関すること
  • ⑪ ホームページアドレス、入院診療計画等の医療に関する情報提供に関する内容等
  • ⑫ 病院等において提供される医療の内容に関する事項※1
  • ⑬ 手術、分娩件数、平均入院日数、平均患者数等、医療に関する適切な選択に資するものとして厚生労働大臣が定める事項
  • ⑭ その他①~⑬に準ずるものとして厚生労働大臣が定めるもの

上の1~13の内容となります。かなりかける内容が限られてしまっています。

まとめ

医療広告ガイドライン相談

話を戻すと、行政は本腰をいれて規制に取り掛かっていますね。

法律に違反した場合の罰則規定があり、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金、もしくは20万円以下の罰金が設けられています。最悪の場合は免許の取り消しもあり得る。

ということになります。
今後の対応としては、

医療広告ガイドラインに対応したホームページ制作会社に相談する、医療広告ガイドラインに詳しい弁護士に相談する

などが挙げられます。

弊所でもご相談いただけますので、ぜひお問合せいただければと思います。