歯科衛生士の求人について
歯科衛生士(しかえいせいし)は、歯科予防処置、歯科診療補助および歯科保健指導等を行う歯科医療職
と定義されています。
歯科衛生士は、歯科医院のリーダーとしての役目を担うことが多いようです。
人の能力の把握と併せて、各スタッフのモチベーションを保ちながら仕事に取り組ま
せる重要な職務です。
歯科衛生士の数
現在日本の歯科衛生士の数は116,299名ほどであり、平均年収は335万円程度という統計が出ています。
資格取得者のほとんどが女性であり、男性の比率は極めて少ない。
歯科衛生士求人の実情
この記事をご覧の方の中には、歯科衛生士を現在募集していて、まだ見つかってない方も多いかと思います。
近年、歯科衛生士不足は深刻で、1人に対して、概ね4.7医院が求人を出しているという状況になっています。
完全な売り手市場となっており、優秀な歯科衛生士の人材を確保することが難しくなっていています。
歯科医院やクリニックの求人をする
今後、歯科衛生士の募集をする上で、もちろん必須なのは広告媒体に寄稿することや、ハローワーク等に求人を出すことだと思います。
ただし、広告媒体だけを見て応募する方はほぼおらず、全体の8割はその後、歯科医院や歯科クリニックのサイトを閲覧した後、
応募をする方がほとんどだと言います。
その中で見られている箇所をまとめたいと思います。
- ・医院の治療内容(業務が大変であるかどうか)
- ・医院のサイトデザイン(イメージを大きく左右します)
- ・医院長の挨拶等(そこで働いている人がどのような人なのかを見ます)
なので、上記の箇所については、
もちろん患者さんの為にも、そして求人の為にもしっかりとした記述をしておくことをおすすめします。
医療広告ガイドラインの中で、法令に違反した場合の罰則規定が定められています。
そのルールは複雑かつ細かく、医療広告ガイドラインに対応したホームページ制作会社か、弁護士に相談されることをお勧めします。

キモは採用専用ページ
また、歯科医院の中には採用専用のページが用意されていることもあります。
その場合は、雇用条件・院内環境・福利厚生をしっかりと求人を見ている歯科衛生士さんに伝えることができ、
通常の患者さんのページのみの医院より応募率が高くなることもあります。
なので、
優先度順に
- ・ご自身の医院のホームページを整備する
- ・デザインや内容をしっかりとしたものにする
- ・採用ページを作成する
この内容で取り組んでいけばよいかと思います。
歯科衛生士求人の強み作り
また、求人の際の導線(どこから流入して、結果的にどこに求職中の歯科衛生士さんを誘導したいか?)を考えることも大切です。
- ・うちで働いた暁にはこんなことができるよ!
- ・こんなステップアップが可能だよ!
ということをしっかりと理論立ててアピールできれば良いのかと思います。
また、メリットばかりではなく、デメリットもきちんと記載することで信用があがることもあります。
例えば:
など、伝え方でイメージは随分と変わってくると思いますので、
そのあたりも意識して求人を書くといいと思います。
他には、実際の実情と乖離がないことも重要なポイントとなります。
例えば:
駅から3分好立地、年収400万保障
という謳い文句だったとします。
しかし、実際には
駅から5分、年収も250万ほどであったとすると、
求人内容と、現実に大きく乖離があり、採用活動が困難になるだけではなく、
労働基準法等に抵触する可能性もあります。
事実と異なる内容は書かないようにしましょう。
歯科衛生士の求人についてまとめ
最後に、まとめると。
- ・ご自身の医院のウェブサイトを立ち上げる
- ・その中で、採用に特化したページを作る
- ・お問い合わせフォーム等を設置し直接お問い合わせを受けれるようにする
の3セットがいいかと思います。
最後の3つ目の項ですが、
求人媒体から求人する場合、費用がかさんでしまうことが多いです。
なので、なるべくご自身のウェブサイトにも、応募フォームを追加、
そこからの流入に関しては費用がかからないので、置いたもの勝ちだと思います。
弊所でも、採用ページやホームページ等の作成を承っています。
ぜひご覧ください。
