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WEBデザイナーがサイトを作成する場合、気にしなければいけないものはたくさんありますが、UIデザインを意識することは必要不可欠なWEBデザインの基本です。
また、WEBデザイナーであればUIデザインツールを活用し、使いこなすことができなければなりません。
そこで今回は、これからWEBデザイナーを目指す方が絶対に覚えておかなければならないUIデザインについて、その基礎知識やUIデザインツールの選び方を解説すると共に、多くのWEBデザイナーからも人気の高い、おすすめのツール5選をご紹介します。
現代のWEB制作において、UIデザインを考えることは必須の考え方であり、そもそもUIデザインが考慮されていないWEBサイトは、ユーザーに受け入れてもらうことすらできません。
そこでまずは、UIデザインおよびUIデザインツールとは何なのか、UIデザインツールはどのようにして選べば良いのかといった、基礎知識について解説します。
UIとは、ユーザーインターフェイス(User Interface)の略で、ユーザーと製品サービスを繋げる接点(インターフェイス)全般を指し、IT用語的には「ヒトとモノを繋ぐ」役割を果たすものと理解されています。
この場合のユーザーとは、主としてWEBサイトやアプリケーション、ソフトウェアなどを利用する人たちのことをいいますので、WEB業界では一般的にWEBサイトなどの見た目や使いやすさ(操作性の良さ)を表しているのです。
つまり、UIデザインとは端的にいえば「ユーザーがWEBサイトなどを快適に使うための設計」という意味になります。
ただし、UIとは単なる見た目のことではなく、フォントの種類やサイズ、画像の見た目、入力欄やボタンの色と配置など、ありとあらゆるものが対象です。
こうしたWEBサイトなどを構成するすべてのパーツを、いかにユーザーにとって使いやすく画面上にデザインできるかを考えることが、UIデザインの本質となります。
近年はこうしたUIデザインが重要視されるようになり、それまでのWEBデザインソフトに加え、各メーカーから多くのUIデザインツールが発売されるにいたりました。
WEBサイトやアプリケーション、ソフトウェアをデザインする際、UIデザインに特化してUIを効率よくデザインするための様々な便利機能を備えたツールを総称して「UIデザインツール」と呼ばれているのです。
WEBデザイナーがUIデザインツールを選ぶにあたって、注意すべき点はいくつかありますが、ここでは次の4つに絞ってご紹介します。
1人でデザインを行っているのであればさほど問題にはなりませんが、複数人のデザイナーでチームとしてデザインにあたる場合などは、対応環境に注意を払わなければいけません。
チーム内にWindows派とMac派が混在している場合などは、特に注意が必要です。
また、インストール型かブラウザ型かのチェックも重要です。インストール型、ブラウザ型それぞれに一長一短はありますが、セキュリティ問題やテレワーク環境との兼ね合いなどを鑑みて、使用環境に合わせたツールをセレクトしてください。
複数デザイナーで作業する場合、共有機能が搭載されているツールが便利です。
リアルタイムで編集作業を共有できるツールや、コメントやチャット機能が搭載されているなど、共同作業用の機能が充実しているほど、複数人での利用するのに長けています。
共同編集機能などが搭載されていないツールを、コメントの共有だけで互いに作業した場合、ヒューマンエラーが発生して工数が余計にかさんでしまうケースも少なくありません。
同時に、外部ツールとの連携機能や、プロトタイプ機能などもチェックすべきポイントで、最近はスマートフォンアプリをダウンロードすることで、スマホ上のプロトタイプを実際に操作してみれるツールも発売されています。
UIデザインに特化したツール自体が世の中に登場してからまだまだ歴史も浅く、多くの場合無料で使える高性能ツールはそれほど多くはありません。
ほとんどのツールは有料となり、仮に無料のプランがあったとしても、実際にWEB制作の現場で利用するには、少々機能的な制限が多すぎます。
そのため、実際のWEB制作の現場で利用するには、その運用コストにも注目せざるを得ません。
何人で使うのか、どの程度の機能を持っているのか。そうしたことを加味した上で、適切なコストのツールを選んでください。
UIデザインツールの多くは海外製品が多く、英語が苦手な人では操作方法を習得するにも時間がかかってしまいます。
そのため、ツール自体が日本でも多くのデザイナーに利用されている、知名度の高いツールを選ぶことがおすすめです。
知名度の高いツールであれば、操作マニュアルが書籍化されていたり、先に使用したデザイナーたちのレビューや操作法解説がインターネット上に多数公開されていたりして、情報を得る際に困りません。
本記事では、そんな知名度の高いツールのみ5つを厳選してご紹介します。
本当の意味でWEBデザイナーが使いやすいUIデザインツールというのものは、実はまだまだそれほど数が多いわけではありません。
今回紹介するツールは、5つともWEBデザイナーからの信頼も厚く、書籍やインターネットで情報も集めやすい知名度の高いツールばかりです。
すべて実戦レベルのプランは有料となりますが、コストパフォーマンスの観点から見ても、ほぼ問題なく利用するに値するツールだと思います。
現在、UIデザインツールの中でもっとも知名度と人気が高いツールは、Adobe社の「Adobe XD」です。
複雑なマニュアルを読まずとも、直感的に操作でき初心者でも使いやすい点が評価され、多くのデザイナーから支持されています。
また、WEBデザインの現場で今なお頻繁に利用される、同じAdobe社のIllustratorやPhotoshopとの連携も簡単で、操作性・汎用性両方の面で人気を誇っています。
Adobe XD単体のプランであれば、月額1,298円(税込)で利用できますが、IllustratorやPhotoshopを利用しているデザイナーであれば、月額6,480円(税込)のコンプリートプランに入っていると思いますので、その範囲内で利用できることも魅力の1つです。
ダウンロードやインストールが不要で、すべてオンライン上で完結できるUIデザインツールです。
ブラウザ上で動作し、PCさえあればどこからアクセスしてもオンライン上で複数人で編集ができますので、チームでのデザイン作業に向いています。
Adobe XDをはじめとする他のUIデザインツールからデザインデータをインポートすることもできるため、他のデザイナーとのデータ共有や引き継ぎなども簡単に行うことができます。
作成できるデザイン数に限りはありますが、UIツールの中では珍しく無料のスタータープランでも描画のためのペンツールや、円を瞬時に描ける円弧ツールなど、様々なWEBサイト上のパーツをデザインするにも便利な機能も満載されているため、気軽にUIデザインツールを使ってみたい人にはおすすめです。
2010年リリースと、UIデザインツールの中では歴史も長く、操作性の良さや機能の豊富さなどで、多くのWEBデザイナーに愛されているツールです。
特に最近のバージョンアップでは、プロトタイプの作成機能や、コラボレーションにも力を入れた開発を行い、Adobe社のプログラムで開くことができるようになっています。
ただし、現在のところmacOSでしか利用ができないため、Windows派との混合チームでは利用することが難しいのが難点です。
以前はApp Storeで販売されていましたが、2015年以降は公式サイトから販売されるようになり、30日間はフル機能を無料トライアル、その後は月額9ドルで利用可能と、さらに手軽さが増しました。
公式サイトからダウンロードして利用できる、オンラインツールです。
プラグインを利用せずともアニメーションの作成ができたり、プロトタイプを簡単に作成できたりと、最近のUIデザインにとって便利な機能が満載されています。
また、In Vision社製の他のサービスとシームレスに接続し手作業ができたり、APIが提供されプラグインの可能性が可能であったりと、他のUIデザインツールにはあまり見られない特徴も、このツールの魅力の1つです。
チーム管理機能を除く機能のほとんどが無料で使えるフリープランがありますので、個人で使うのであれば便利です。
チームで使用する場合でも、1人辺り月額4.95ドルという比較的安価な価格で利用できます。
Facebookの元メンバーが開発した、プロトタイプ/UIデザインツールです。
コードを書くことで、なめらかなアニメーションや画面遷移を含んだプロトタイプが作成できます。
さらに、他のツールからデザインのインポートができ、別のツールで作成したデザインにアニメーションや動きを追加することも簡単に行なえますので、チーム内でのデザインの幅が広がります。
また、世界中のデザイナーが分割・再利用がしやすいように、コンポーネントをたくさんストア上で無料配布し、ダウンロード後は自分でカスタマイズができるなど、実に個性的な製品です。
ただし、このツールもmacOSでしか使用できないことは、注意が必要です。
趣味サイト向けのフリープランから、サイト規模ごとに様々なプランを用意しているので、詳しくは公式サイトで確認してください。
WEBデザイン向けツールといえば、Adobe社のIllustratorとPhotoshopを思い浮かべる人も多いはずです。
この2つは、たしかに現在もWEBデザインの現場で重宝されていますが、UIデザインツールとして利用するには、やはり向いていません。
そもそもIllustratorはロゴ作成や紙媒体のデザインに効力を発揮しますし、Photoshopは写真などの画像加工に特化しています。
IllustratorやPhotoshopだけでサイトデザインができないわけではありませんが、やはりUIデザインツールの利便性と天秤にかけると、いささか不便さはいなめません。
結局のところ、同社製Adobe XDのようなUIデザインツールと、画像加工ソフトであるPhotoshop、ロゴやバナーなどベクターファイルで画像を作成することに特化したIllustratorでは、WEBサイトのデザインにおける用途や役割が違うのです。
そうした各ツールの特性を理解した上で、適材適所で複数のツールを組み合わせて利用することが、現在のWEBデザインの現場では必要なスキルとなっています。
WEBサイトなどのデザインで重要な要素となる、UIデザインについてその基礎を解説すると共に、UIデザインツールについて詳しくご説明してまいりました。
ここで紹介した5つのUIツールは、どれも信頼と実績、そして人気の高いおすすめのツールです。
マニュアルにしても、多くの書籍やブログ、またはYouTubeなどでも情報が数多く公開されています。
ぜひ、そうした情報ソースと合わせて本記事を参考にしていただき、WEBデザイナーとして活躍する一助としてください。
弊社にご関心をお持ちいただき、
ありがとうございます。
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