【マーケティング初心者の用語集①】インターネット集客に用いられる略語5選

【マーケティング初心者の用語集①】インターネット集客に用いられる略語5選

目次

  1. インターネット集客の略語5選
  2. CV(コンバージョン)
  3. CVR(コンバージョンレート)
  4. CTR(クリック率)
  5. CPC(平均クリック単価)
  6. CTA(コールトゥアクション)
  7. ネットで集客したいなら専門用語はしっかりと理解しよう

インターネットで集客を考える場合、WEBマーケティングの活用は欠かせません。

その際、通常のビジネスでは使わない数々の専門用語が出てくると思いますが、マーケティングを勉強し活用していく上でも、そうした専門用語を理解していくのは必要不可欠です。

そこで今回は、『マーケティング初心者の用語集』第1弾として、インターネット集客に用いられる5つの略語をご紹介します。

ぜひこの機会に覚えておいてください。

インターネット集客の略語5選

今回は、WEBサイト上などを経由して、ユーザーが商品やサービスを購入して「購買者」となるアクションにかかわる、5つの略語をセレクトしました。

自社でマーケティングを行う際や、専門企業に依頼する場合でも、絶対に使用する略語ばかりですので、絶対に理解しておいてください。

CV(コンバージョン)

CV(コンバージョン)

CVとは「コンバージョン(Conversion)」の略で、英語では変換や転換、変化を指す言葉ですが、マーケティングでは一般的に「成果」という意味で使用されています。

成果は、収益に直結する重要な指標のため、費用対効果を測定する際にも用いられます。

ただし、CVが成果を表すとはいっても、単純に売上を表すモノばかりではありません。WEBマーケティングでは、その運用目的に応じて次のような指標としても利用されます。

  • SNSや広告からWEBサイトへの訪問数
  • 商品やサービスの購入数
  • 問い合わせや資料請求数
  • 会員専用サイトやメルマガなどの登録数

CVを理解する上では、ユーザーがCVへと至るアクションを起こす際の「訪問数」や「アクセス数」も同時に覚えておきたい重要な指標です。

CVR(コンバージョンレート)

CVR(コンバージョンレート)

CVRは「コンバージョンレート(Conversion Rate)」の略で、CV率、あるいは成約率とも言われます。

WEBサイトに訪問したユーザーのうち、どれだけの数のCVが得られたかを表しており、その計算式は次の通りです。

CVC=CV÷セッション数(サイトへの訪問数)×100(%)

例えば、1,000名のユーザーがWEBサイトに訪れた場合で、10件の成約に至ったとします。

その場合のCVCは次の通りです。

10÷1,000×100=1%

この数値の基準値は、サイトの目的が販売であるか、無料登録であるかなどによっても変わりますが、この数値が高くなれば、訴求効果が改善されていると判断することができます。

CTR(クリック率)

CTR(クリック率)

CTRとは「クリックスルーレート(Click Through Rate)」の略で、マーケティング用語ではクリック率とも言われます。

ユーザーのPCやスマートフォンの画面に表示された回数のうち、ボタンやリンクをクリックした回数の割合を示した数値です。

CTRの計算式は次の通りです。

CTR=クリック数÷表示回数×100(%)

なお、このときの表示回数を、マーケティング用語では「インプレッション数」とも呼びます。

例えば、Googleなどの画面に広告が1,000回表示された場合で、実際にクリックされた数が50回であった場合は、次のような計算になります。

50÷1,000×100=5%

つまりCTRとは、広告への流入を計測する数値で、これが高いほどユーザーに興味を持たれているという証左となるのです。

CPC(平均クリック単価)

CPC(平均クリック単価)

CPCとは「コストパークリック(Cost Per Click)」の略で、1クリックあたりの平均単価を示しています。

1回の広告に対する費用が固定されているタイプのインターネット広告(クリック保証型広告)において、ユーザーが1クリックするたびにかかった費用を表した数値で、広告の費用対効果を計測する上では重要な指標です。

広告を出稿した場合のCPCは、次の計算式で表されます。

CPC=広告費÷獲得したクリック数

つまり、100万円の費用をかけて広告を出した場合で、1,000件のクリックが得られたとしたら、その場合のCPCは「1,000,000÷1,000=1,000」円ですので、1クリックあたりの広告単価が1,000円であったということになるのです。

この数値が低ければ低いほど広告の費用対効果が高いとみなされ、効果の高い広告が打てたと考えることができます。

ただし、その先のCV獲得にはWEBサイトやLP(ランディングページ)などの改善も必要ですので、いわゆる「無駄なクリック」が多いことでも数値が上がってしまいますので、十分に注意が必要です。

なお、1クリックされるごとに決められた単価が発生するタイプのクリック課金型広告の場合は、クリック単価そのものをCPCと呼称する場合もあります。

CTA(コールトゥアクション)

CTA(コールトゥアクション)

CTRとは「コールトゥアクション(Call To Action)」の略で、日本語では行動喚起と訳されます。

サイトの訪問者をこちらの思う「取ってもらいたい行動(CVなど)」へ誘導することを意味しており、一般的にはボタンやリンクの形を取ってWEBサイトに表示されるすべての要素を指しています。

例えば、ボタンであれば「CTRボタン」、リンクであれば「CTRリンク」、あるいは画像そのものにリンクを貼ってあるのであれば「CTR画像」などと呼ぶのです。

ユーザーに行動を促すことは、求める成果(CV)を獲得するためには欠かせない要素で、いわばその道筋を目立たせる役割を果たしていると言えます。

  • 購入
  • 資料請求
  • 会員登録
  • 無料サンプル請求
  • 定期購読申込み
  • お問い合わせ

など、WEBサイトからユーザーに次の行動を起こしてもらいたい場合は、的確なCTRを設置しなければなりません。

CTRの置き場所を工夫することで、CVまでの導線が整理され、CVR(CV率)の向上に繋げることができます。

ネットで集客したいなら専門用語はしっかりと理解しよう

WEBマーケティングを理解する上では避けて通れない、専門用語の理解について、今回は代表的な5つの略語について解説しました。

自社の商品やサービスを販売することにインターネットを活用しようと考えるのであれば、デジタルマーケティングの理解は欠かせません。

それぞれの数値を改善したり、適切なWEBサイトの導線設計には多くの知識と経験が必要となります。

その第一歩として、集客に直結するこれら5つの略語を覚えて、少しずつデジタルマーケティングへの理解を深めてください。

しかし、用語を覚えたことと、それを有効に使えることとは同義ではありません。

今後、それぞれの改善方法などについても本ブログにて解説していきますが、WEBマーケティングで悩んだ場合には、ぜひとも一度弊社にご相談ください。

WEBマーケティングの的確なアドバイスとともに、貴社WEBサイトなどについて、豊富な経験と実績をもとに改善のお手伝いをさせていただきます。

筆者プロフィール

MU編集部

MU編集部

株式会社MU / 編集部
「お客様と共に前進するデジタルパートナー」をキーメッセージに掲げ日々、DX推進企業としてデジタルトランスフォーメーションを推進。
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